FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

キシリトールにご注意

最近見かけませんがテレビCM等で、歯に良い とか歯のために とかの理由でキシリトールガムを勧めていたりするのを以前はよくみかけました。
また、スーパー等でキシリトール入りのガムを販売しているのもよく見かけます。
愛用されている方もいらっしゃるのでは?と思います。

我々人間には、虫歯予防とか良い効果ももたらしてくれるキシリトール(糖アルコール)ですが、
ワンちゃんには、だいぶ話が異なります。

キシリトールは糖ですが、ブドウ糖ではないので、人間では食べてもインスリンは分泌してきません。
ところが、ワンちゃんはキシリトールを食べると、「糖が入ってきた! 血糖値を下げなくちゃ!」とインスリンを分泌してきます。
つまり、ブドウ糖とキシリトールを間違えて混同してしまい、キシリトールが入ってもブドウ糖が入ったと間違えて判断してインスリンを分泌して血糖(ブドウ糖)値を下げようとします。
しかしブドウ糖ではないので、過度のインスリン分泌によって血糖値は異常に低下してしまいます。

血糖値の低下の程度にもよりますが、意識の低下、脱力、昏睡、けいれん、さらには肝障害をおこす可能性もあり、急速に死亡へと向かいます。

10Kgの犬で、キシリトールガムたった2個でも中毒することがあります。
キシリトール中毒の毒性は、この低血糖によるものですから、同時に他の食べ物や砂糖(砂糖はブドウ糖と果糖が結合したものです)を食べていれば中毒はかなり緩和されます。

どうかワンちゃんにはキシリトールを与えないようくれぐれもご注意お願いします。

キシリトール中毒症状の多くは30分以内に始まります。
そして万一食べられてしまったら、元気なうちにできればフードを与え、動物病院にご相談下さい。

猫へのキシリトールの影響はまだわかっていません。
スポンサーサイト
プロフィール

院長 黒須 幸雄

Author:院長 黒須 幸雄
日々の診療の中で苦労した症例や飼い主様に知っていただきたい病気のこと、病院の出来事、診療とは関係ないお気楽なことなど拙い文章で申し訳けありませんがエッセイ風に書いてみました。

まだまだ少ないですが、ゆっくり増やしていこうと思います。

ご訪問者数
カレンダー
10 | 2015/11 | 12
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
QRコード
QR
オンラインカウンタ
現在の閲覧者数:
-- Comment --
東京都江戸川区下篠崎町17-9 /東京都江戸川区下篠崎町にある動物病院「クロス動物病院」は、江戸川区の篠崎・瑞江・江戸川・鹿骨・小岩を中心に犬・猫・小鳥・ ハムスター・等の診療。ペットホテル。 江戸川区の動物病院ならクロス動物病院へ

Copyright(c) クロス動物病院 All Rights Reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。