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膀胱結石

ワンちゃんの触診するとお腹に硬い塊を触れました。そこで腹部のレントゲン撮影してみると、膀胱にとても大きな結石の像がくっきりと・・・
尿道にも3個の結石が詰まっています。
尿路結石

このような状態では、多くは血尿が出たり尿路閉塞によって排尿困難になってしまったりしますんが、この子はたいへん幸いなことに排尿回数がやや多いかな?程度の症状しかありませんでした。
しかし、このように症状の乏しさがかえって発見を遅らせてしまった とも言えると思います。

内科的に療方食を続けていただくことによって結石の溶解を計るという方法もありますが、結石の組成が特定のものしか溶解できず、解けたとしてもあまりに大きいのでかなりの長期間使用しなければならず、その間 尿路閉塞の可能性を気にしていなければしいけないので、飼い主様と相談の上、手術で摘出することにしました。

摘出した膀胱結石です。
膀胱結石

結石の表面がつるりとして滑らかだったことで、運がいいことにあまり症状はひどくなかったのでしょう。

手術後、摘出した結石を使って組成を精査したところ、シュウ酸カルシウムとリン酸カルシウムでできていたことが判明しました。
これは内科的な溶解を期待できないタイプの結石で、結果的に摘出手術してよかったです。
またこれまでの生活を同じように続けていると、3年で半数がまた結石を作ってしまうような再発率の高い結石です。

もうこんなものを作らないように、食事管理や生活をしっかり整えていきましょうね!
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まだ生後4ヶ月の子猫ちゃん

何を思ったのか5階から飛び降りてしまったと急いで飼い主さんが連れてきました。
普段いる自宅でではなく、知人のお宅に一緒に連れていった時の出来事とのこと。
突然知らない所に連れて行かれちゃったんだもん、ケージから出たらびっくりしちゃったんだよ!

診察すると、右前肢、橈骨尺骨骨折。同側の後肢、大腿骨遠位端の剥離骨折 でした。
落下時のかなりの衝撃で内臓損傷も確認されましたがそれは内科治療で回復可能と判断して、
内臓損傷が回復次第、骨折手術の予定にしました。

前肢も後肢も両方共骨折というのは猫ちゃんにとってどんなにか辛いことでしょう。

P1000129_1.jpg
橈骨・尺骨骨折です。


hindLL.jpg
大腿骨遠位端骨折です。

P1000112.jpg
前肢の骨折はプレートで固定。

P1000055.jpg
後肢はピンとワイヤーで固定

ねこちゃん、前肢後肢共は辛いけど骨折が癒合するまでもうしばらくはできるだけ安静にしていてね!

小腸捻転

1歳のワンコさんが急に嘔吐して全く食べなくなったということで来院しました。
飼い主様は最近の猛暑で熱中症を心配されていましたが、気になる腹痛があったのでレントゲン検査してみました。また食べ物でないものでもすぐに食べてしまうクセもあるとのこと。

VD.jpg
LL.jpg
小腸に異様なガスの貯留が広範囲にあり明らかに異常です。
本来ならここからバリウム造影して診断を詰めていくところですが、下血も大量にあり腸穿孔の可能性も否定できず、飼い主様と充分なご相談の上、試験開腹手術をしました。

(ご注意:写真をクリックすると写真が大きくなりますので見たくない方はクリックしないで下さい。)
P1000016_20131019204149e04.jpg
開腹すると腹腔内は血だらけでうっ血により巨大化した壊死腸管があり回盲部の直前の腸管に血管が巻いて絞厄していてその前方の回腸15cmほどのは完全に壊死、その先も色が悪く35cmは切除しなければなりませんでした。

(ご注意:写真をクリックすると写真が大きくなりますので見たくない方はクリックしないで下さい)
P1000027_201310192041241e2.jpg
たいへん危険な状態でしたが、取り返しがつかなくなる寸前で無事手術を完了でき、この子は本来の元気を取り戻すことができました。
犬では珍しい小腸捻転の症例です。

特にワンちゃんには、お食事前に散歩を終わらせて、しばらく休憩してから食事を与えてください。
"食事してから散歩"は避けていただくようお願いします。
プロフィール

院長 黒須 幸雄

Author:院長 黒須 幸雄
日々の診療の中で苦労した症例や飼い主様に知っていただきたい病気のこと、病院の出来事、診療とは関係ないお気楽なことなど拙い文章で申し訳けありませんがエッセイ風に書いてみました。

まだまだ少ないですが、ゆっくり増やしていこうと思います。

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